ロウアーズプロジェクト

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インタビュー

これは無理だろうというものがおさまった瞬間、やりきった達成感に満たされます。


担当:技術開発
中澤 梨恵

入社のきっかけ

設計でモノづくりをしようと思った時に、その前後にも関わって背景からモノを丸ごと作りたいと思ったからですね。
大手だと提案無しで決まったものを作るように言われると聞き、それは嫌だと思いました。
トレースではなく、一から作りたかったので。
例えば車で考えると、全て決まりきった部品を作るというのではなく
車に乗る人はこういうターゲットなのでそのためにはどういう物が必要なのかから考える、という感じですね。
そういう風に背景から丸ごと作れるのではと入社を決めました。

現在の業務内容

お客様からの要望を具体的な機能や仕様に落とし込んで、図面で出力しています。
流れとしては、まず営業と打合せして図面を書いて試作という流れです。
使用状況の予想をして、お客様から求められるであろう機能を洗い出し
それを満たす方法を考え、一旦それを書き起こして、再度営業とお客様で打合せしてもらい、具体的なものを図面にし、試作し、他の人にも確認を取って精度を高めていくという作業です。
組み立てやすさや間違いがないか等もキッチリ考えて、最終OKがでれば商品量産という形になります。

仕事で一番悩んだこと

お客様の要望をバランスをとって成立させること!
これは一番というより、毎回悩んでいることです・・
例えば『短納期』『高機能』『安価』なモノを求められると、納期内に全てを満たす設計をすることは難しく、機能は一定条件を満たしたらあとは安く・・という感じで、ある程度妥協しなければできません。
他にもデザインがよくてこの安さで・・という場合でも機能的に売り物にならないものを出すことはメーカーとしてはできないので、最低限の質は守り、あとはなるべく安価にするようにしています。
 

やりがいを感じること
(成長できたと感じること)

〈成長〉
仕事のやり方が一応わかったことと、こなせる仕事の量が増えたことです。
入社当初はただ図面を書けるだけでしたが、お客様からの要望を仕様に落とせるようになりました。
また、不明点を誰に聞けばいいか等、情報の参照先がわかるようになりました。
入社当初は地図自体が何かわからなかったのが、今は地図を大体描けるようになった、という感じです。
〈やりがい〉
例えば『この狭さにこれを収めよ』というような、これは無理だろうというものがおさまった瞬間や製図作業の多数ある項目が全てキレイにうまった瞬間に、やりきった達成感に満たされます。
前者はひらめきに、後者はやり遂げたことへの達成感です!

自分のモットー

『やり方が正しいか疑い続ける
でも正しいやり方があることを信じる』
モノの見方が一方向からになってしまう傾向があって、そうするとやり方もそこから見える範囲からになってしまう。
他に正しいやり方がある可能性もあるので、自分がやってるやり方が正しいと思い込まないように、別の視点があってもっといいやり方があるかもしれない、と疑ってみる。
でもそれをやり続けると『果たして正しいものはあるのか?』となってしまうので、ある程度条件付けをして、正しい道はあるのだろうと信じるようにしています。

港製器工業の面白いところ

最近社内で新しいプロジェクトが色々たちあがっています。
結果がどうかは別として『変えていこう・色んな整備をしよう』という流れが一度はできる、その健全さは魅力だと思います。
社長の代が変わって新卒採用を始めたことにより、新しい風が入ってきて
約100人で50年やってきた会社のルールに疑問点があればそれをおかしいと発言できる環境であるのもすごいし、それは昔ながらのルールを残してやってきたからこそできることなので、それもすごい事だと思います。